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81章です♪ [裏話]

 こんにちは

 81章です。80章のチェックを進めながら書いていたので出来上がったのは実はわりと前。今まで校正と話の矛盾などがあるかどうかについてチェックしてました。入れるべきかどうしようかと迷ったエピソードもあるのですが、まあたいした話でもないし、流れが悪くなるのもナニなので、ここまでで掲載ということに。

 今回は新しい登場人物がいます。今後の展開でかかわってくるかどうかはともかく、それなりに台詞があるので紹介。順番は出てきた順です。(多分w)

 レンディール伯爵 60歳くらい
 スサーナの父親。セルーネのすぐ上の姉の夫。一番美しい末っ子の娘がかわいくて、ついつい甘やかしてしまうというどこにでもいそうな父親。レンディール家自体は貴族の中ではかなり古い家柄であり、現在の当主夫妻も他の貴族達の間でなかなかの人気がある。スサーナを心配して、クロービスに話を聞きに来る。


 エミー 38~40歳くらい
 ご存知ローランでひと悶着起こしたあのエミー。20年前まで王宮の案内嬢だったパティの妹なので、今ではランドの義妹。そして現在の文書管理官。彼女が現在の境遇になるまでの経緯は、本人が本文中で語っているので割愛。今ではすっかり本来の自分を取り戻し、充実した生活を送っているらしい。


 サスキア・タイラス 53歳くらい
 王宮の行政局で働く事務官の女性。王宮内で働く人々の人事権を持っている。性格はさばさばしていて、いわゆる『竹を割ったような性格』。夫も行政局の別の部署の事務官として働いており、夫婦とも、オシニスと同世代の王国剣士達とは旧知の仲。チェリルの件では他からの突き上げがあるらしく、困っているらしい。


 ライロフ 29歳
 医師会の医師見習い。医師の試験に落ちて、医師会で見習いとして現場の仕事を学びながら次の試験に向けて勉強中の青年。友達と一緒に受けた試験に自分だけ落ちて、ちょっと自信をなくしているらしい。


 ネタバレ話の前に解説。

 ライロフが『医師見習い』、そのほかにまだ名前が出てきていない『駆け出しの医師』がいますが、この表現の違いは『医師の試験に合格しているかいないか』。ライロフは試験に合格していないので、医療行為をするにはちゃんとした医師の許可と監督が必要。一方、駆け出しのほうは医師の試験に合格しているので、医療行為については自分の判断で行うことが出来ます。しかし、この2人の技量については大差がないので、医師会として2人をまとめて面倒を見ているわけです。ただし、見習いは今のところライロフだけですが、駆け出しについては他にも何人かいます。この国では医師の試験を受けて合格すれば医師免許がもらえます。試験は一年に二回、合格者は一回の試験ごとに10人前後。彼らの進路はそれぞれですが、一番多いのは家を継ぐこと。それ以外では医師会に入ってこの国最高の医療技術を学んだり、自力で開業したり、または崇高な目的を持って小さな村々を回ったりする移動診療所を開設したりする人もいます。まあそういうのはめったにいないんだけどww


 そしてここからは内容についてのお話
 
 
 ライザーの手紙です。結構長いのですが、今回も画像を使用して手紙らしい雰囲気を出してみました。使われている元画像がオシニスの手紙と一緒だとか、ロイの手紙と一緒だとか、そういう突っ込みはご勘弁のほどをww

 便箋らしい画像探すのって大変なんですよ( ̄∀ ̄;

 神話の作者の家の画像みたいに、ノートやメモのきれっぱしだったらそれなりに作ることは出来るんですけどねぇ( ̄▽ ̄;

 さて

 ライザーはどこに行ったのか。宿を引き払い、イノージェンを一人で王宮へと来させるからにはそれなりの理由があるはずですが、それが明らかになるのは実は次回w

 まずはその前に、イノージェンとリーザが顔を合わせるかどうかなんですが、会ってみようと思っていると前回は明るく答えていたはずのリーザ。いざそれが目の前に迫ってみると、かなり複雑なものがあるみたいです。ハディが的確なアドバイスをしてくれるのかどうか、その辺りも気になるところですね。クロービスも珍しくズバッと言ってますが、まあこれも仕方のないこと。クロービスにとってはイノージェンもリーザも大事な友人ですが、どちらもうまく機嫌をとるようなことはこの人は言わないし言えないので。この話の決着も、もう少しあと。そのほかチェリルについての後日談や、スサーナの様子など、今回はいささか『途中経過』的なエピソードがだだだっと出てきて、なんとなく散漫な印象の残る展開になってしまいました(^^;ゞ

 ただ、どこかしらで説明をしなければならない話ばかりだったので、繋いでいったら、あら、何とか一章分くらいになったわwww

 まあその中でいろいろと新しい出会い、懐かしい出会いもありました。クロービスが島に籠もって耳を塞いでいた間に、城下町に残った人達は苦しみながらも何とか前に進もうとしていたことがわかりますねぇ。本人が言ってるように『もう少し聞く耳と柔軟な心があったなら』もしかしたらこの物語の舞台は20年後ではなく10年後くらいになっていたかも知れませんww

 さて、次回で現代編は一区切りの予定。クロービスが道に迷った先で聞いた声の主の正体と、そこで聞いた新たな話で、事態は緊迫の度を増していきます。そしてその解決に動きながら、クロービスがオシニスに、そしてオシニスがクロービスに遠い日のつらい思い出を話すことに。次々回の予定としてはまずクロービスの話。その後カインにまつわる核心部分に触れる前に、オシニスの話を聞くことになりそうです。

 しかし・・・いつになったらカナに行けるのか、書いてる管理人にもわからなかったりww

 まずは81章をどうぞm(__)m

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