95章、やっとできました [裏話]
こんにちは
クリスタルミア編の始まりです。
取りあえず新しい登場人物がいますので、紹介
ムーンシェイの長老 歳は天文学的数字
名前はシルバ。
ムーンシェイの村で慕われているのに、村の中にいないと言う不思議な長老だが、その正体は精霊。ムーンシェイの村とクリスタルミアを隔てる森の端っこに住み、のんびりと暮らしている。村人とは常に連絡を取り合っており、村の中で起きた出来事は全て把握済。大いなる力で森と村を守り、村人にも村へやってくる旅人にも常に心を配っている。
この人がなんの精霊かはゲームをプレイ済の方はご存じと思いますが、本編中でもいずれ明かされます。多分ですが、この長老のモデルは、日本ファルコムのイースに登場する双子の樹『ロダ』じゃないかと思うんですよね。口調も同じだし。
まあそれはそれ。
単なる管理人の想像なので、ネタの一つとして聞き流してくださいませ。
そもそも精霊は人外の存在なのだから、なにもわざわざ人外100%の姿で現れることもなかろうと思いまして、ちゃんと人の姿で現れることにしましたw
イグニス 歳は天文学的数字
この人も精霊。正体は本編で語られています。この精霊も長老と同じく精霊達の中ではかなりの古株。そもそも精霊がいつどうやってどんな形でこの世に生まれ出でたのかを知る者は、神々以外無し。と言っても神が作ったとか言う話ではありません。精霊と神々は、古い友人同士のような物です。
ヴェントゥス 歳は・・・以下同文w
風の精霊。長老の依頼を受けて『剣に選ばれし者』を助けるために来てくれる。
この人が現れるのは最後のほうです。
さてここからはネタバレを含む解説です
ムーンシェイの村編で、村のありようと長老について、うちの小説では大幅改変したという話をしました。
https://lostmemory-urabanasi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-31
2年近く前ですのね( ̄∀ ̄;
今回の章では、その前提に基づいて、長老の家なども設定してあります。
ゲーム本編では、クロービス達はクリスタルミアの入口で長老に出会いますが、長老は最初から本来の姿でクロービス達と話をします。そしてクリスタルミアへの入口を開いてくれて、そのまま進んでいくということになってます。
しかしうちの小説版では、長老は見た目は普通のじいさんで、家があるのは神々の領域であるクリスタルミアへの入口。その『家』も存在し、クロービス達を中に招き入れてくれます。中にはもう1人、あきらかに人ではない人物が。
しかもうちの小説版の長老は料理をしたりパンまで焼いちゃうという、あんまり神秘性がない存在になってしまいましたw
このあたりは、神々や竜達が人間達より1つ上の存在として魔法などを教えていたのに対し、精霊達は常に一緒に生活していたのじゃないかという考えで作りました。『授ける』のではなく『与える』のでもなく、『楽しいことも苦しいことも分かち合う友』としての存在だったのではないかなと。初めて会う人に警戒していたつもりなのに、クロービスとウィローがすぐに長老に心を開いたのは、別に精霊の力とか言う話ではなく、長老が本当に心優しい、人間達の友という存在だからです。
ただし、精霊は人間よりは遥かに格が上ですので、魔法を教える時には、「あげる」とかいうよりは「与える」のほうがしっくり来るかなという考えの元、本文中では『授けた』『与えた』と言う言葉を使っています。
それと精霊達の名前ですが、これはラテン語から拾いました。発音も調べるとわかるんですが、字面に対して、日本人には馴染みの薄い発音じゃないかなーと思いましたので、濁点をつけたりして変えてあります。
さて、長老達の口から語られた『真実の歴史』は、なんと言いますか、こちらもまた今ひとつ神秘性のないものになってしまいましたが、人間の歴史なんてそんなもんじゃなかろうかと、まあここの管理人の考えによるところが大きいです。わりとドロドロっぽいw
このサクリフィアの歴史については、サクリフィアの村で語られた話を書いている時から『実はこの中に、時の為政者が改ざんした話が含まれている』という設定になっていました。なのでその『真実』のほうについても当時から書いていたのですが、実際に物語の中に組み込む段になって、つい掘り下げすぎましてw
メインの話はあくまでもクロービスとウィローがクリスタルミアへと向かう話ですので、この話だけで一章使うわけにはいかんとあちこち突っ込みすぎた部分を削って、書き足して、それに今までかかっていました。
そしてその話を何とかかんとかまとめたはいいが、さてこの章で、おまけ20に出てきたクロービスの鎧の『ルーン文字』の下りまで入れたい。そこにどうやって繋げるかでまた頭を抱えまして( ̄∀ ̄;
このルーン文字の話も、最初はクリスタルミアに入ってからの話にしようと思っていたのですが、如何に神々の領域にいるとは言え、通りすがりの敵が力を認めていきなりルーン文字を入れてくれるってのはどうなんだろう、いや別にそれでいいじゃんとまた悩みましたが、こんな形でまとめることにしました。
予定としては次回も回想です。クリスタルミアに入ってエル・バールを説得したあとの流れまで持って行きたいと思ってます。
行けるといいなあ・・・w
頑張りますので、まずはやっとのことで出来上がった95章をどうぞ。
クリスタルミア編の始まりです。
取りあえず新しい登場人物がいますので、紹介
ムーンシェイの長老 歳は天文学的数字
名前はシルバ。
ムーンシェイの村で慕われているのに、村の中にいないと言う不思議な長老だが、その正体は精霊。ムーンシェイの村とクリスタルミアを隔てる森の端っこに住み、のんびりと暮らしている。村人とは常に連絡を取り合っており、村の中で起きた出来事は全て把握済。大いなる力で森と村を守り、村人にも村へやってくる旅人にも常に心を配っている。
この人がなんの精霊かはゲームをプレイ済の方はご存じと思いますが、本編中でもいずれ明かされます。多分ですが、この長老のモデルは、日本ファルコムのイースに登場する双子の樹『ロダ』じゃないかと思うんですよね。口調も同じだし。
まあそれはそれ。
単なる管理人の想像なので、ネタの一つとして聞き流してくださいませ。
そもそも精霊は人外の存在なのだから、なにもわざわざ人外100%の姿で現れることもなかろうと思いまして、ちゃんと人の姿で現れることにしましたw
イグニス 歳は天文学的数字
この人も精霊。正体は本編で語られています。この精霊も長老と同じく精霊達の中ではかなりの古株。そもそも精霊がいつどうやってどんな形でこの世に生まれ出でたのかを知る者は、神々以外無し。と言っても神が作ったとか言う話ではありません。精霊と神々は、古い友人同士のような物です。
ヴェントゥス 歳は・・・以下同文w
風の精霊。長老の依頼を受けて『剣に選ばれし者』を助けるために来てくれる。
この人が現れるのは最後のほうです。
さてここからはネタバレを含む解説です
ムーンシェイの村編で、村のありようと長老について、うちの小説では大幅改変したという話をしました。
https://lostmemory-urabanasi.blog.so-net.ne.jp/2016-12-31
2年近く前ですのね( ̄∀ ̄;
今回の章では、その前提に基づいて、長老の家なども設定してあります。
ゲーム本編では、クロービス達はクリスタルミアの入口で長老に出会いますが、長老は最初から本来の姿でクロービス達と話をします。そしてクリスタルミアへの入口を開いてくれて、そのまま進んでいくということになってます。
しかしうちの小説版では、長老は見た目は普通のじいさんで、家があるのは神々の領域であるクリスタルミアへの入口。その『家』も存在し、クロービス達を中に招き入れてくれます。中にはもう1人、あきらかに人ではない人物が。
しかもうちの小説版の長老は料理をしたりパンまで焼いちゃうという、あんまり神秘性がない存在になってしまいましたw
このあたりは、神々や竜達が人間達より1つ上の存在として魔法などを教えていたのに対し、精霊達は常に一緒に生活していたのじゃないかという考えで作りました。『授ける』のではなく『与える』のでもなく、『楽しいことも苦しいことも分かち合う友』としての存在だったのではないかなと。初めて会う人に警戒していたつもりなのに、クロービスとウィローがすぐに長老に心を開いたのは、別に精霊の力とか言う話ではなく、長老が本当に心優しい、人間達の友という存在だからです。
ただし、精霊は人間よりは遥かに格が上ですので、魔法を教える時には、「あげる」とかいうよりは「与える」のほうがしっくり来るかなという考えの元、本文中では『授けた』『与えた』と言う言葉を使っています。
それと精霊達の名前ですが、これはラテン語から拾いました。発音も調べるとわかるんですが、字面に対して、日本人には馴染みの薄い発音じゃないかなーと思いましたので、濁点をつけたりして変えてあります。
さて、長老達の口から語られた『真実の歴史』は、なんと言いますか、こちらもまた今ひとつ神秘性のないものになってしまいましたが、人間の歴史なんてそんなもんじゃなかろうかと、まあここの管理人の考えによるところが大きいです。わりとドロドロっぽいw
このサクリフィアの歴史については、サクリフィアの村で語られた話を書いている時から『実はこの中に、時の為政者が改ざんした話が含まれている』という設定になっていました。なのでその『真実』のほうについても当時から書いていたのですが、実際に物語の中に組み込む段になって、つい掘り下げすぎましてw
メインの話はあくまでもクロービスとウィローがクリスタルミアへと向かう話ですので、この話だけで一章使うわけにはいかんとあちこち突っ込みすぎた部分を削って、書き足して、それに今までかかっていました。
そしてその話を何とかかんとかまとめたはいいが、さてこの章で、おまけ20に出てきたクロービスの鎧の『ルーン文字』の下りまで入れたい。そこにどうやって繋げるかでまた頭を抱えまして( ̄∀ ̄;
このルーン文字の話も、最初はクリスタルミアに入ってからの話にしようと思っていたのですが、如何に神々の領域にいるとは言え、通りすがりの敵が力を認めていきなりルーン文字を入れてくれるってのはどうなんだろう、いや別にそれでいいじゃんとまた悩みましたが、こんな形でまとめることにしました。
予定としては次回も回想です。クリスタルミアに入ってエル・バールを説得したあとの流れまで持って行きたいと思ってます。
行けるといいなあ・・・w
頑張りますので、まずはやっとのことで出来上がった95章をどうぞ。
2018-07-16 18:30
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