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今回はおまけ22 [裏話]

 こんにちは

 おまけ22です。2018年に出したおまけ21の続きになります。100章がまだ終わらないので先にこちらになりました。

 まあ毎回そんな話をしてばかりで、ちっとも本編が進みませんが、一番大きな山は越えたので、あとは収束させて101章からは現代編に戻ります。


 今回のおまけは、78章から79章までの祭り見物の話です。クロービス視点とは逆に、オシニスとフロリア視点から書いたものですが、後半にはリーザの回想も入ってます。

 この話はつい最近加筆したもので、リーザとハディが瀕死の重傷を負った時の話になっています。

 なんでその辺りの話を入れたのかというと、実は最近、もう一つのアナザーストーリー的なものを作ってまして、その流れで思いついた話なんですよね。

 セルーネ・ベルスタインとローランド・カルディナの結婚までの話を書くつもりで始めたのですが、この人達の話を書くにあたって、クロービス達が城下町を去り、そのあと王国剣士達はどうしたのか、エルバール王国はどうやって再起したのか、その辺りの話をきちんと書く必要があることに気づきまして。

 クロービスがドーソンやセルーネ達から聞いた回想の話とかは断片的に出てきますが、やはりきちんと時系列に沿って書いていかないと、作ってる管理人の頭の中だけでわかっていても、読んでくださる方々には伝わりません。

 そこで話を今のところ3つに分けて(あとでどうなるかわからないので『今のところ』ですw)一つ目は王国剣士団が再結成されて、新団長が任命されるまでのお話。ちなみにオシニスではありません。彼は20年後の現代編で『就任して10年』となっているので、彼の前に団長職に就いている人物がいるはずなんですよ。その人の話が中心になっています。ここではセルーネの話はそんなに出てきません。

 次が、団長が決まって実際に剣士団が動き出し、ハース鉱山再開のために剣士団が派遣されると言うお話。これは本編にも出てくる、オシニスとハース鉱山の管理官となったロイの交流のきっかけとなった出来事です。初めてハース鉱山に足を踏み入れたオシニスの感慨と、そこで起きるちょっとした出来事が中心になります。

 そして最後が、セルーネとローランドの結婚までの話となるのですが、彼らの話をするに当たって外せないのが、ベルスタイン家の家督を継ぐはずだった姉夫婦の死です。このことがなかったなら、セルーネはローランドと結婚することもなく、ずっと王国剣士を続けていたかもしれません。47章でドーソンがクロービス達に話してくれましたが、彼の話だって全てではありません。ドーソンはもう少し詳しくセルーネ達の事情を知っているのですが、友人の事情をいくら旧知の仲とは言え別な他人にべらべらしゃべるってのもいかがなものかと言うことで、差し障りのない程度に話してくれた、と言うことになりました。

 そんなわけで、セルーネの姉夫婦がモンスターに襲われて命を落としたという話から、その後セルーネが家督相続を決意して結婚を考えると言う話の流れになっています。しかし、それがかなり長いww

 なので流れによってはセルーネの姉夫婦の死の事件と、セルーネの結婚の話は別な話として書くことになるかもしれません。

 まあ何にせよ、本編のネタバレもひっそりと入っていたりするので、表に出せるのは本編がもう少し進んでからですけどね。

 そんなわけでおまけ22、どうぞお読みくださいませ。出来れば100章も年内に出したいんですけどねぇ。

 先に年賀状作らんと( ̄∀ ̄;


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