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105章出来ました [裏話]

 こんにちは

 105章です。長い( ̄∀ ̄;

 さて前回紹介し忘れた、というか紹介するほどのこともないけど名前がついているキャラがいましたのでやっぱり一応紹介

 ダカン 40代後半
 ガーランド男爵家の私兵。イノージェン暗殺を命じられ、泣く泣く東翼の宿泊所にやってきた、気の毒な人。忠義に篤く、ずっとガーランド家に仕えていきたいと考えているが、その主人のせいで犯罪者になってしまう。

 ベルウッド 30代
 医師会の医師。ラッセル卿の担当としてクロービスと会うことになる。普通の医者。

 さてここからはネタバレなお話


 今回の話は管理人がもっとも苦手とする途中経過の回になってしまいました。本当はこの回でチルダ・ランサル子爵夫人からの頼み事に応じてランサル子爵家に行く予定だったんですが、クロービスくんが時間までうろうろしていたらいろいろと話が出てきてそこそこ長くなったので、一度一区切りとなりまして(^^;

 ラッセル卿が正気に戻ったのは何よりでしたが、リーザのほうが少し心配な様子です。母親との確執はあったにせよ、リーザが一番長く母親の苦しみを間近で見ているだけに、以前剣士団長室で話し合いをした時のように冷静さを保てるかどうか、その辺りが鍵になりそうです。もっともその話は次回以降。

 セディンの容態にいても気にかかってはいたものの、なかなか訪問の機会もなかったのですが、思いがけず息子のカインと再会出来たことである程度の状況がわかったようです。麻薬を仕入れてクイント書記官に供給していたのもどうやらドーンズらしい。彼はけっこうな悪党です。金に対する執着が人一倍強い。父親が医師として誠実に仕事をしていたのに、何でこうなったのか( ̄∀ ̄;

 もちろんある程度はクイントが唆したわけですが。肚の中をいちいち読まなくても、口車に乗りやすい奴ってのは、クイントとしてはけっこう見分けやすいんだろうと思います。

 ま、ドーンズの取り調べは王国剣士と牢獄の審問官の仕事です。クロービスくん達はたまに知ってることを聞かれたりする程度で、取り調べに関わることはありません。医師会のほうも、クリフの容態も安定していて、執刀医としての責任も果たせた様子。

 あと気になるのはサビーネ看護婦の企みと例の薬草泥棒ですね。この件の調査はこれからです。もっともクロービスが調査するわけではないので、何か仕事が出来るというわけでもないです。そろそろ『普通の旅行者』に戻れそうな気配。まずは久しぶりにセーラズカフェでの和やかな食事。ほっと一息ですねw

 デカフェの話は、コーヒーの話が出てくればこういうこともあるだろうなと言うことで。カフェインを豆から取り除くというのは、それほど近代の技術が必要なわけでもなさそうなので、こんな話にしてみました。いや本当のところはよくわかりませんが( ̄∀ ̄;

 この世界には魔法はない、いやあるけど一般的には知られていませんが、呪文自体はあるわけです。治療術や風水術、それも元は魔法から派生した呪文なんですけどね。

 だから文明や技術の発達がいびつというか、変な発展の仕方をしているんですよね。なので医療技術などについても、薬の開発は活発に行われていますが、麻酔にしたってクロービスの父親サミルが提唱してから、治療術師達の横槍で何十年もの間封印されてましたからね。

 そろそろ現代版も回想編も収束に向かいたいところなんですが、あと何回で終われるのかは管理人にもわかりません。なのでよく『最終回まであと何回』なんて予告するマンガを見るとすごいなーと思います。もちろん商業誌、それも紙の雑誌に連載する限りは使えるページ数も限られていますからね。いつまでも続けるってわけにも行かないんでしょうけど。
 でもそのせいなのかどうかはわかりませんが、『単行本に書き下ろしおまけ』って割とある気がします( ̄∀ ̄;

 まずはいつまで続くのかわからないけど一区切りの105章、お読みくださりませ♪


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