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王国剣士団と医師会について [裏話]

 こんにちは

 今回は前回の裏話『エルバール王国のお仕事』の続きっぽい内容です。続きを作るつもりで書いたわけではなかった前回の記事ですが、、外伝を書いていて、牢獄の検死医や受付の話が出てきたので、今回はそのあたりの話をまとめておこうかなと考えまして。

 王国剣士団ですが、これは小説本編でも何度か出てきている通り、エルバール王国の初代国王ベルロッドの冒険者仲間であるイーガン卿が創設した組織です。サクリフィアでは国防は魔法メインでしたので、武力についてはそれほど重要視されていなかったのですが、『剣に選ばれし者』の帰還に怯える代々の国王は軍隊を組織して身辺を警護させていました。
※このサクリフィアの軍隊をモデルにしたのが、フロリアが王国剣士団に代わって組織した『エルバール王国軍』です。

 ずいぶん前の話ですが、33章でエルバール王国軍についての話が出ています。

『実際サクリフィアでも、その軍隊制度が取り入れられていたのは建国後わずかの間で、その後何か別の制度に取って代わられたらしいのだが、それ以上の記述はその本にはなかった』

 エルバール王国に伝わっている『古代のサクリフィア』の内情は、それほど正確ではありません。軍隊はサクリフィアが聖戦で滅亡寸前まで追い込まれたその時までずっと軍隊はありました。ただ、『凄まじいまでの魔法』のほうが主流になっていたので、規模的にはそれほど大きくなく、どちらかというと国王の身辺警護が主な仕事だったということになっています。

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